セレックCADシステム研修会をおこないました
セレックCADシステム院内研修を行いました。
今回の研修のメインは、セレックについてです。セレックとは、
鈴木歯科医院で今回導入される新しい詰め物や被せ物のことで
、コンピューターを使って作ります。
コンピューターを使って作るので、歯科技工所に依頼する必要がなく、
短期間・低コストでセラミックの修復物を作ることができます。
今回は株式会社モリタの方々に来ていただき、コンピューターの使い
方を教えていただきました。
今後、自分たちが使うことになるので、スタッフ全員が真剣に説明を受け
、デモは食い入るように見学しました。
そして、実際に1症例やってみました。1つ1つの操作が難しく、思った以上
に時間がかかってしまいました。
まず、コンピューターにお口の中の情報を移すために写真を撮るのですが、
なかなかコンピューターが認識できるものが撮れず、次に、コンピューターの
作製したデザインを修正して最終的な形にするのですが、その修正も難しく
、モリタの方に助けていただきながら完成させました。
しかし、あんなに手間取ったにもかかわらず、型取りから詰め物を入れるま
でを当日に全てできたことには驚きました。
私はセレックを実際に見たのは今回が初めてでした。
実は、短期間でできる分あまり精度は良くないだろうと思っていたのですが、
実際に見てみるととてもきれいに修復され、本当に驚きました。
従来のセラミックは型取りから入れるまで何度も来院していただかなければ
ならず、できるのに何週間もかかりました。
それがセレックならもっと少ない来院で済み、短い期間で入れることができます。
そのため、セレックは従来のものより患者さんの負担を軽くできます。
患者さんの時間的・経済的負担が減るなら全てセレックにすれば良いのでは?
とも思ったのですが、やはり利点欠点というものはあり、全ての歯に適応できる
わけではないそうです。
私の中でそのあたりがまだ明確になってないので、もっと勉強しなくてはと改め
て思いました。
今回の研修では休憩時間に患者さんにいただいたお菓子を食べました。
とってもおいしいケーキとパイでした。研修で疲れた脳と心がとても癒されました。
患者さんに感謝です。そして、その休憩時間にも私たちの質問に答えてくださった
モリタのみなさまにも感謝です。
GW明けにまたセレックに関する研修があるので、それまでに今回教えていただい
たことを消化したいと思います。
そして、早く患者さんに提供できるよう使い方をマスターしたいです。