山本五十六元帥の言葉
最近本を読んでいたらこんな言葉が書いてあった。
やってみせ,言ってきかせて,させてみせ,ほめてやらねば,人は動かじ。
山本五十六元帥
※皆様ご存じだと思いますが 昭和16年(1941年)、
ハワイの真珠湾に停泊する米国太平洋艦隊を空襲した
連合艦隊司令長官山本五十六元帥のことです
コーチングや、カウンセリングで傾聴という言葉を良く耳にする。
基本は人の言うことを良く聞くと言うことだが、これがなかなか難しい。
人は誰でも、自分のことをしゃべるのが好きである。
しかし困ったことに他人の言うことを聞くのは
たいがい苦手なことが多い。
苦手と言うよりは嫌いなのだ。
とにかく自分の考えを言いたくて、
相手にわからせたくてしゃべり続けることがある。
とくに相手がこちらの言うことを理解してくれないと思うと
、さらに必死になる。
そして、しゃべっているうちにだんだん自分の言葉に酔ってくる。
こうなってくるともう相手のことなど聞いてはいない。
だから人に言って聞かせて何かやらせるということは
とてもとても困難なことと言うことになる。
人は元来、読まない、聞かない、行動しないといった人がいる。
最近では、マンガと携帯しか手にしないという若者もいるらしい。
こんな世代の若者に物を教え、育てることは本当に難しい。
でも基本は何かと考えたとき、上記の言葉が心に響いてくる。
さらりと言われているが、
これが出来る人は相当に少ないのではないかと思う。