お茶お菓子
長野県 松本市 鈴木歯科医院 鈴木さゆりです
 マナ-講師養成講座にて勉強中です
 本日はお茶お菓子
 訪問客があればお茶をだすのが一般的。ビジネスの現場でも家庭でも
 ①日本茶の種類
 日本茶は種類がおおく風味、味わいなどが異なります。
 代表的な物
 ・煎茶-お茶の生産量の80%
 色...濃緑色
 温度...高め(渋み)
     低め(甘み)
 ・玉露-日差しを遮ってつくられる柔らかい先端の若葉だけ使用
 色-鮮やかな緑
 温度...ぬるめ
 時間...ゆっくり
 ・番茶-煎茶をつんだあとのかたい葉や、煎茶の製造過程でのぞかれた葉や茎を使用
 価格も煎茶より低く、甘みのないぶんさっぱりとし、日常のお茶として使用
 温度...高温
 ・ほうじ茶-番茶を高温で炒ったもの
 京案茶もほうじ茶の仲間
 温度...高温
 ②入れ方-急須と茶碗に沸騰したお湯を注ぎ暖める
      お茶の色と味が均一になるように1-2-3・3-2-1の順番で
      少しづつ注ぐ
      最後まで注ぎきる
      量は茶碗の7-8分目
      
 茶碗の湯を急須に戻して注ぐ
 または湯冷ましを利用する
 ③準備
 
 *会社の場合お客様と自社社員の人数を確認
  茶碗にヒビ、カケなどないかチェック
  茶碗と茶托は別々にのせ、応接室でお出しするときにのせること
  
 ④湯飲みの種類
  細長い湯飲み-冬に熱いお茶を入れる 番茶、ほうじ茶用
  口の広い湯飲み-夏向き
  身内も茶碗も来客と同じ物を、茶托もつけて
 ⑤湯飲みの模様
  一番にぎやかな模様が正面、お客様のに向ける
  内側に模様がある場合はお客様から見て向こう側に行くようにする
   
 ⑥茶托の種類
  木製のものやプラスチックのものがあります
  木目は横にします
  根元や幅の広いほうを左
  木目がより粗いほうが手前
  5弁のものは切り込みの一つを手前に
  *お盆の模様があればこれに準ずる
 ⑦お盆の持ち方
  胸の高さで
  挨拶をするときはお客様から遠いほうへお盆をはずす
 ①お茶の出し方
 「失礼いたします」と声をかける
  お茶の盆を置く
  サイドテ-ブルがある場合はサイドテ-ブルに
  ない場合はテ-ブルの下座側におく
  茶碗の糸底をふきんでふいてから茶托にのせる
  両手でしっかりと持つ
 原則右から、場所に余裕がない場合は左からその際「こちらから失礼します」
  書類などがテ-ブルに合った場合「こちらでよろしいでしょうか」と確認を
  出す順番は会社の場合訪問客が全員おわったら自社担当者にだす
  家庭の場合も訪問客から
  机が狭い場合は前からでも
  机が広い場合は後ろから
  右から出す場合は右手でしっかりと持ち左手をそえる、お客様の前で添え手を抜く
  左から出す場合は左手でしっかりと持ち右手をそえる、お客様の前で添え手を抜く
  お茶碗の柄はお客様の正面を向けて
 「さめないうちにどうぞ」の言葉を添えて
  ハンドクリ-ムなどの臭いに気をつけましょう
  出し終わったらお盆をもって退室「失礼いたしました」と会釈をする
  お盆は左手で底(裏面)を身体側につけ持つ
 ⑨置き方
  飲みものは右
  食べ物は左
  おしぼりはいちばん右
 手ごしにならないように奥から出します
  茶托でテ-ブルの上をひきづらない
  
 ⑩お茶のいただき方
  「いただきます」「ちょうだします」などの挨拶を
  蓋付き茶碗の場合、左手を茶托にそえ、右手でふたのつまみを持ち、
  ふたの滴が茶碗のなかに入るようにゆっくりとふたをたてる
  右に回す
  ふたの裏を上向きにして手前に引き、左手をそえて置く
 左手を茶托に添えながら右手で茶碗をとり、左手を添える
  茶碗のふちに指をかけない
  手先がそろっているときれい
  茶碗の縁に口紅がついたら指でそっとふく
  飲み終わったら、ふたをとったときの逆の順で元通りにする
  お菓子よりお茶からいただく
  茶席の場合はお菓子から
  茶席の場合は茶碗の正面をはずしますが、普通のお茶はそのままいただきます
 ⑪おかわりの仕方
  ビジネスの場合は1時間経過した頃
  家庭では30分経過したころ
  2杯目はコ-ヒ-、紅茶のなどの企業も
  必ずノックをし「失礼します」とお声をかけてから迅速にかえる
  きゅうす・ふきん・湯こぼしを用意
  茶托ごと湯飲みをひく
  茶托にのせたままお茶をつがない
  ふきんは糸底をふくためのもの
  お盆はサイドテ-ブルがあればそちらに
  再度テ-ブルがない場合はテ-ブルの下座がわにおく
  和室の場合はたたみにお盆をおいてよい
  
 ⑫お菓子のもりかた
  盛り合わせの場合-総人数プラス1-2個、原則として奇数
  盛り合わせの場合-とったらかならずいただきます
  銘々皿に持ってあるとき-自分の意志でとったのではないのでも超しても失礼にならな い。しかしせ っかく用意していただいたのでできるだけいただきましょう
 ⑬取り箸
  おだしするほうが気をつかい用意しましょう
  自分の箸をさかさにして使いません
  バッグに割り箸をいれておくことも必要です
 ⑭コ-ヒ-のマナ-
  取っ手右-アメリカンスタイル
  取っ手左-ヨ-ロピアンスタイル
  取っ手を左にして置かれた場合、左手で中央までもってきて右手に持ち替え
  右までまわす
  一度に左から右へ移動させない
  カップの取っ手に指をいれない、取っ手全体を自然な手の形で持つ
  指先を美しく
  受け皿は絶対に持たないこと
  左手を添えないこと
  両手でカップを持たないこと
  砂糖やミルクは目上の方から順番にまわす
  砂糖やミルクはスプ-ンで混ぜます
  混ぜた後表面の中央にスプ-ンをいれると、表面張力でしずくがおちます
  使ったスプ-ンはカップの向こう側へ置く
  カップについた口紅は指でぬぐっておく
 ⑮紅茶のマナ-
 別皿にもられたレモンはトングでとっていれます
  スプ-ンに乗っていればそのまま静かにいれます
  入れたレモンはつぶしたり、かき混ぜたりしない
  レモンはいれっぱなしにせず、静かにひきあげます
  カップのそこに手を添えない「この紅茶はぬるいです」というサインになります
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