シルバーウィークに家族で旅行してきました
シルバーウイークが始まった。
今回私は東京、徳島、また東京とものすごい距離を移動することになった。
まず初日は、東京の講演会に出席のため、アズサに乗って会場の恵比寿 ガーデンプレースに向かう。
今まさに企業は今までと全く違う事を始めているところがふえている。
当然ながら私のような職種でも今までとは違うアプローチを求められているが、これを学んで帰りたい。
普通ならこれで一日は終わりになるのだが、今回はこれからが本番となる。
なにかというと、夕方のアズサで松本に帰った後、深夜から車で徳島県に向かうのだ。
目的は老いた母親のお願いを聞き、遠い親戚の家を訪ねること、そして母ゆかりのお寺を訪ねることだ。
次いでに家族全員で息子の通う徳島大学に行き、町や、アパートを見る事。もちろん家族の旅行もかねている。
もう一つの目的として、息子が大学の通学に使う車を持って行くということもある。
出発は午後11時深夜、渋滞を避け、高速を走り抜けるつもりだ。
目的地まで570キロの距離だ。
しかし松本から高速に乗り、岡谷から中央高速に乗ったとたんに、いつもとは違いたくさんの車が走っているのに気づいた。
飯田をいぬけるとますます多くの車がでてきた。
そして恵那山前後の道路ではとても深夜とは思えないほどのたくさんの車が走って、車間距離などほとんどない状態、さらに過積載のトラックが100キロ以上のスピードでフラフラしながら走っていく。
これは少々危険を感じるほどだ。
中央高速から、名神高速に入ると、さらに車の量が増えてきた。
いろんな都道府県のナンバーの車がビュンビュンと走っていく。
運転に疲れて休もうとしてもパーキングは夜なのにすごい人の数。
養老サービスエリアでは車が満車の状態。真夜中なのにお客さんが絶えない状態。
さて渋滞の大阪をぬけて神戸へ、やっと明石海峡大橋を渡るころになって、夜が明けてきた。淡路島を抜ける。
しかしこの島は思っいるより遙かに大きい。
いけども、いけども終わらない。海も見えない。見えるのは山ばかり。
そろそろ運転も限界に近づいたところで、四国に入る。
さて徳島からさらに高速で70キロ進むと、やっと高松市についた。
今回は母親の強い希望があり四国八十八カ所のお寺の一つの国分寺にお参りのために向かわなければならない。
境内に近づくと朝早くにもかかわらずお遍路さんのさんの車でいっぱいだった。
入り口にはとりあえず四国八十八カ所をお参りできるように、ミニお遍路(お寺88カ所の碑)がおいてあり、ここを一周するとだけで御利益が得られるそうだ。
しかし本堂にはまた神社にあるような鈴?ガラガラ鳴らすやつがおいてあり、周りには延命、長寿、縁結びなどの神がいらっしゃり、石像もたくさんおいてある。
さながら神仏のテーマパークのような感じになっている。
さらに向かって右奥に納骨堂があり一回お参りすると千回お参りしたのと同じ御利益があると聞いた。
またここにはお札所とともに各種お遍路グッズが多数おいてある。
ふと台の上を見ると猫が座ってこちらを見ている。そばにいたご住職の奥さんに聞くとこの猫はこの寺の看板猫とのこと。
まさに異文化、今まで接した事のないお遍路ワールドがここにも、あそこにも広がっている。
我々が遠方からやってきたと知り、ご住職が園内を案内してくださり、駐車場まで見送って下さった。優しい笑顔のすてきな方でした。