厚生年金
本日、中澤労務会計事務所の中澤先生を鈴木歯科医院にお呼びして、
厚生年金の説明、研修をして頂いた。
実は長年の懸案だった、スタッフ一同の厚生年金の加入がとうとう
行われることになりました。
一般的に通常の歯科医院ではスタッフの年金は個人的に国民年金
に入るしかない。
しかし皆、若いので老後のことなどあまり考えないだろうが、
65歳になった時の受給を考えると本当に恐ろしい。
私など、昔の話だが当時経営者だった親が年金に加入してくれなかったので、
長らく未加入のままで、その少ない国民年金ですら満額でない状態だ。
私も当時はここまで大事なことだという認識がなかったので、
親に強く言うことが出来ないでしまい、いまになって本当に悔しい悲しい思いをしている。
あのときもっと父親がちゃんと、スタッフや子供のことを考えていれば良かったのにと心から思う。
少なくとも、あのとき加入していてくれれば、今とても感謝していたことは間違いない。
ということもあり、以前からずっと私は年金のことが気になっていた。自分の周囲の人に、
後になって悲しい思いをさせたくないと思っていたのだが、やっと来月から、
当医院でも厚生年金に加入出来ることになった。
しかし厚生年金の加入は良いことばかりではない。今までにくらべ、
医院の負担は倍に増え、昨今の経済情勢ではかなり厳しい面もある 。
でも日頃よく働いてくれる、スタッフが将来のことが少しでも安心出来れば
私はとてもうれしい。
ただ厚生年金に院長は医療法人にしないかぎり、入ることは出来ない。
自分の方がずっと引退の時期が迫っているのに複雑なきもちだ。
ひき続き、法人化も考えて行きたい。