小椋佳のコンサートに行ってきた
昨日市民劇場ホールに、小椋佳のコンサートを聴きに行ってきた。
開演は6時からであったが、仕事を終えたから行ったので会場に
到着時は、すでに6時30分をまわっていた。
受付でチケットを出すと、曲の間にならなければ席までいけないと
言われ、係りの方に先導されしばし会場の入り口で待つことになる。
その間にも会場から、懐かしいメロディーがいくつか流れてくる。
曲の演奏が終わり、ペンライトの光に誘導され、やっと席につく。
次々、懐かしい曲、歌声が聞こえてくる。会場の音響はとてもいい。
元々小椋佳はビジュアル系の歌手ではなかったが、改めて見てみる
と66歳の禿のおっさんだ。
数年前にガンの手術などもして健康には苦労があるようだが、
でもまあ、元気で若々しいこと。うらやましい、同じ年齢に
なってもこんなに元気でいられるだろうか。
東大卒の、エリート銀行マンだっただけに、トークの内容も
ひと味ちがう。ここ十数年の日本の急激な変化、価値観の
変化なども語っていて、この部分だけ聴いていると、
どこかのセミナーに出ているような錯覚に陥る。
当時はよく考えなかった、歌詞の意味を考えると、しみじみ
と心の中に入ってくる。40年の月日を改めて思う。
たまにはコンサートを聴きに行くのもいいなと思う
聴衆はほとんどが中年以降の方々ばかり、つまり我々の年代、
じっくりと若き日を思い出せたひとときでした。