ISO文書審査
ISO文書審査がおこなわれました。
メンバーは審査員と技術専門家として
大阪歯科大学の名誉教授の先生
お二人とも非常に穏やかで紳士的、けれども指摘は的確です。
朝9時前に到着し、名刺交換のあとさっそく活動を開始します。
最初に細かい説明のあと、なぜISO をとることになったのか、
院長の医院経営の理念は何か、今重点的に実践していることは何かなど、
いままで外部の方にはしゃべったことがなかったようなことを質問され、
細かく聞かれます。
次は院内設備のサイトツアー(見学)
本来は文書診査なので院内のチェックは本審査の時のはずですが、
くまなく見て回っております。棚なども開けて中を見ている。
セメント類、薬剤、軟膏等しっかり使用期限などもチェックしている。
タービン、エンジン、バー、リーマー類の滅菌も使用機械、方法、
保存場所などチェックしていた。
ここまで詳しく見るとは思わなかったので棚や台の上の清掃、
片付けなど何か言われないかとヒヤヒヤした。
あとは品質マニュアルを主に、ISO で整備した各種マニュアルの
内容チェック、パンフレット、設備の管理など細かにおこなわれた。
診査の流れは以下のとうり
午前中
初回会議(オープニングミーティング
歯科医院施設内のサイトツアー
経営者の責任
管理責任者 文書記録管理、顧客満足、内部監査、プロセス監視
不適合、データ分析、改善(是正・予防処置)
午後
歯科診療のプロセス
歯科受付~歯科診療(医師・衛生士)~歯科技工士業務の流れに
そって確認
最終会議
すべて終わったのは午後5時半、いやー本当に疲れた。
結果は不適合はなく経過観察2件でした。
名誉教授からグッドポイントを2件言われた。
とりあえず文書診査は無事終了しました。