ISO模擬審査
金曜日に模擬審査をおこなった。
いよいよISOも終盤戦です。
今回は現場での質疑応答がほとんど、
いろいろな質問が出た。
しかし、この場になっても違う考え方をするスタッフがいて驚く。
続いて模擬診療をしながら、チェックをおこないました。
誰が何を担当するのか、何をするのか、結構混乱した。
さて改めて自医院の診療を振り返ると、
患者様と結構話をする機会が多いことに気づきました。
初診の時、検査が終わったとき、補綴治療(かぶせる治療)をするときなど。
昔は何も説明しないでいきなり歯を削っても患者様は何も言わなかった。
いま思えば、懐かしい気がする。
説明用のグッズも増えました。パンフレット、模型、画像、マニュアルなど、
実にたくさんの物がそろっている。
いよいよこれで本審査を迎えることとなりました。
来週は疲れそうだ。スタッフもだいぶ疲れたようでした。
今回の学びは
ムンテラです。村岡さんが私共のしている説明が、
俗にいうところのムンテラですかとおっしゃいました。
私たち歯科医師が従来治療を提案し、
患者さんがそれに納得し同意の上で、
その治療を行っていくことをインフォームド・コンセントといっている。
ムンテラとはドイツ語のMund therapyの略らしいが、
mund=口、therapy=治療の意味があり、
患者さんやその家族に病気の状態や治療の内容、
今後の見通しなどを説明することである。
両者はほぼ同じ意味だと思うが、ムンテラは単なる説明だけでなく、
共感や励ましなどが含まれているそうだ。(therapy)
インフォームド・コンセントというと、もう少しドライな関係を意味し
、説明し患者に治療の最終的な判断を委ねることになる。
最近ではより良好な関係を持てるように、
医療面接やカウンセリングという事柄が入ってきているようだ。